成田市バージョンアップ計画2号

成田市の市政のバージョンアップを図ることを目的とする。まずは、住民訴訟。

判決言渡日10月16日

3本の住民訴訟のうち、先行2本の住民訴訟の判決が10月16日に言い渡されることとなった。

 

先行2本の住民訴訟とは、看護学部及び保健医療学部関連の住民訴訟と医学部関連の住民訴訟である。

 

看護学部及び保健医療学部関連の住民訴訟は一番最初であるが、提訴は2015年2月25日であるので、判決までは約3年8か月になる。もっとも、途中医学部関連の住民訴訟と併合されたので長くなったという面がある。

 

市議会議員でもない普通の勤め人が市民の代表として、やれることはやれたと思う。

 

今は人事尽くして天命を待つの境地。

 

 

4月17日証人尋問より

平成30年4月17日13時半から、平成25年当時成田市の都市部長であった岩岡氏への承認尋問が行われた。なお、岩岡氏は平成23年から平成26年までの4年間、千葉県から成田市都市部長として来て、平成27年度以降は千葉県に戻られている。

 

前回2月の証人尋問とは異なり、原告代理人が先に、被告代理人が後に尋問をすることになった。

 

下記のものは原告代理人と岩岡氏との主なやり取り。

 

原告代理人国際医療福祉大学の関係者を案内した平成24年11月より以前に,  (成田市と土地所有者である京成電鉄とが)話し合いを始めていたということはないか。」

岩岡氏「それはないと思う。もしあれば、私の方にもそのような話があったと思う。」

 

原告代理人「今のお答え方からすると、自分としては認識していない、都市部として把握していないということか。」

岩岡氏「その通り。」

 

原告代理人「地区計画の変更はいつから具体的に検討したのか。」

※大学用地が含まれる地区計画の変更により大学用地にマンション建設が可能となり、その結果大学用地の価値が高まり、大学用地の購入代金も高くなった。

岩岡氏「平成23年度に成田市に赴任した当時から地区計画の変更を進めるというような雰囲気、そのような話はあった。」

 

原告代理人「地区計画変更の作業が始まったきっかけとは」

岩岡氏「前述のとおり、①地区計画の変更の手続を進めようという機運が高まっていたこと、②(大学用地に)地区計画が決定されて以来土地利用はされておらず、そのことについて土地所有者の京成電鉄から要望があったこと、③それを受けて,  公津の杜駅前が土地利用されていない、まちづくりが進んでいないということで、成田市にとってもデメリットであると、そういうような両者のお互いの認識のもとで進めたというのがきっかけだと感じている。」

 

原告代理人京成電鉄からの要望は文書であったのか。」

岩岡氏「文書であったかは分からない。」

 

原告代理人「いつ要望があったのか」

岩岡氏「要望については、正式な文書があったかのかは認識していないが、当然そういう以前からの依頼があった中で、実際の手続を進めた。」

 

原告代理人「地区計画変更の手続を開始にあたり、端的に聞くが,  関根副市長から検討を始めてはどうかという話はなかったか」

岩岡氏「そのようなことはなかったのでないか。私は聞いていない。」

 

原告代理人「(京成電鉄側の不動産鑑定書を受領した後、関係部署で検討したということを受けて)何を検討、議論したのか。」

岩岡氏「どのように土地の買収価格を決定するかという議論です。」

 

原告代理人「結果として、(成田市の不動産鑑定価格18億円、京成電鉄の不動産鑑定価格22億円の)中間(20億円)になっている。どのような議論があったのか。」

岩岡氏「覚えていない。」

※20億円の話を覚えていないそうです。

 

原告代理人「最終的に土地の買収価格を決めるのは誰か。」

岩岡氏「最後は市長が決定する。」

 

 

 

2月9日証人尋問 その2

2月9日の証人尋問は、被告成田市側から市職員2名が証人として出廷したが、そのうちの髙橋証人については先日記載したので、今回は宮田証人の尋問について記載する。

 

(下記のやり取りの前提知識)

原告は、成田市財務規則により、成田市国際医療福祉大学に大学等の用地として土地を無償貸与する際に、市有地の管理等に関する審議会にそのことを諮問する必要があったのに、諮問しなかったことは違法であると主張している。

 

原告代理人 「公津の杜駅前の大学用地の無償貸与の件にっいてお伺いしますけれども,  看護学部及び保健医療学部の2学部の用地を国際医療福祉大学に無償貸与するに当たって、成田市は市有地の管理等に関する審議会へ諮問していませんね?」

 

宮田証人 「結果として、そのとおり。」

 

原告代理人 「また、医学部の用地を国際医療福祉大学に無償貸与するに当たっても審議会へ諮問していませんね?」

 

宮田証人 「そのとおり。」

 

原告代理人 「しかし、成田市畑ケ田の大学付属病院用地を国際医療福祉大学に無償貸与する際には,、審議会へ諮問していますね? 」

 

宮田証人「諮問しています。」

 

原告代理人「なぜこの畑ケ田の大学付属病院用地の無償貸与に当たっては審議会へ諮問したんでしょうか。」

 

宮田証人「畑ケ田の大学付属病院用地にっきましては、成田市から大学に無償貸与した後に、大学から営利団体である一般社団法人成田国際医療都市機構に転貸をするということがあったからです。」

 

原告代理人「大学が転貸した上で、その一般社団法人が附属病院の建設に進むということですね?」

 

宮田証人「そのとおりです。」

 

原告代理人「そういうことなので大学付属病院用地に関しては、市有地の管理等に関する審議会への諮問をしたというわけですね。」

 

宮田証人「そのとおりです。」

 

原告代理人看護学部と保健医療学部、これをとりあえず2学部といいますが、この2つの2学部と医学部の用地の貸与にっいては、諮問すべきだったのではないでしょうか?」

 

宮田証人「2学部の無償貸与の際には,そのときの財務規則上の規定からいうと、そういう解釈もあると思います。  しかしながら、平成25年4月1日から成田市財産の交換、贈与、無償貸し付け等に関する条例が施行されていて、この条例では大学という公共的な団体に対して公益事業に用いる場合は、無償貸与の場合でも条例適用になり特に議会の議決が必要ないということがありました。 それと、あとその条例を制定するときに市有地審議会を廃止すべきかどうかという議論があり, ただ議会の議決に付すべき場合とか、あるいは付すのが適当かどうか難しい判断をする場合に諮問すべきだろうということの中で、当面は市有地審議会も存続させるということになりました。 ですから, 本来でいえば、その時点で財務規則を改正すべきだったんですけれども、それが改正されなかったという部分については瑕疵があると思います。 なお、医学部の用地の無償貸し付けについては、財務規則が改正された後のことであるので、手続瑕疵はありません。」

 

原告代理人「そうすると、看護学部等の2つの学部の用地の貸与にっいては、手続的に瑕疵があるということは証人としてもお認めになるということになるんですか?」

 

宮田証人「はい、そうです。  しかし、先ほど申したとおり、本来その貸し付けは条例が制定されていましたので、条例に従って、市長が決断・判断をできるという状況にありました。ですから、先ほど申し上げた財務規則の改正が遅れたということにっいては瑕疵はあるものの、本件の貸与にっいての瑕疵は非常に軽微なものであるというふうに考えております。」

 

少なくとも、成田市看護学部等の2つの学部の用地として土地を無償貸与した際の手続きに瑕疵があることを認めたことになる。

 

成田市の大学等に対する補助金などについて

備忘録として、成田市国際医療福祉大学に対して交付した補助金等について、下記にまとめます。

 

看護学部及び保健医療学部関連

・土地購入費用:20億3800万円(京成電鉄より購入。面積は1万2700平方メートル)

・土地使用料:30年間無償(20年毎自動更新)

 ※基本的に大学として使用する限り、無償で使用し続けることが可能

・校舎建設補助金:30億円

この他、千葉県から看護学部関連で約1億円の補助金が交付されている。

 

②医学部関連

・土地購入費用:22億7600万円(京成電鉄より購入。面積は1万4800平方メートル)

・土地使用料:30年間無償(20年毎自動更新)

 ※基本的に大学として使用する限り、無償で使用し続けることが可能

・校舎建設及び設備費補助金:45億円(3年間で分割交付予定)

この他、千葉県から校舎建設補助金として35億円の補助金が3年間で分割交付予定

 

③医学部附属病院関連

・土地購入費用:数億円

 ※附属病院は市有地に建設予定であるが、駐車場スペース等として個人から購入

・土地造成費用:数億円

 ※市有地及び新たに購入した土地の造成費用

・土地使用料:30年間無償(20年毎自動更新)

 

一般社団法人成田国際医療都市機構関連

※この法人は、①成田市から国際医療福祉大学が借りた土地を同大学から転借し、②その土地上に附属病院を建設し、③その病院を大学に有償で貸付け、④その賃料で附属病院建設費用の返済を行う。

 

成田市から2億円の出資

成田市は出資にあたり、法人の貸借対照表や事業計画書を得ていないとのこと。

・職員1名を法人の理事として派遣。

 

成田市は2億円の出資及び職員の派遣をしているにもかかわらず、附属病院建設費用の返済方法について明確に把握していないそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

2月9日証人尋問から

髙橋証人の証人尋問で成田市の公文書の作成について、下記のようなやりとりがあった(記憶によるものなので不正確かもしれない)。

 

原告弁護士:話し合いがあったときに議事メモを作成する場合と作成しない場合があるようだが、どのような場合に作成して、また作成しないのか。

髙橋証人:ケース・バイ・ケース。

原告弁護士:公金を使うときは議事メモを作成するというような決まりはないのか。

髙橋証人:ないと思う。

 

ちょっと信じがたい回答。。証人尋問であるので、事実に反することを述べれば、偽証罪で告発される可能性があります。

証人尋問パート2〉4月17日午後1時半

先週9日に行われた証人尋問の結果、4月17日午後1時半から再度証人尋問が行われることになった。

 

9日の証人尋問では、平成25年に成田市京成電鉄から大学用地として公津の杜駅前の土地を購入するための交渉を行っていたが、その際、その土地の購入の交渉には、都市部長が重要な関与していた可能性が出てきたため、その当時の成田市の都市部長から話を聞くことになった。その元部長は県から出向で来ていた人で、現在は県に戻り、出先機関にあるらしい。

 

県の職員のため、裁判所からの呼び出し状に対して、応じないという可能性もあるらしいが、公務員のため、その可能性は低いのではと推測している。

 

成田市は元部長が県の職員だからか、証人尋問に消極的であった。

 

もし元部長からの話だけでは分からないとなると、、、。

成田市住民訴訟>証人尋問が2月9日午後1時15分から千葉地裁603号法廷にて開催予定

3本の住民訴訟のうち、先行している看護学部等及び医学部に関する住民訴訟において、証人尋問が2月9日午後1時15分より行われることとなりました。

 

証人尋問の開始時間に関しては、まず3本目の住民訴訟である附属病院関連のものの裁判を行った後(10分程度)に開始されるため、1時半ごろになる見込みです。

 

証人は、市職員の髙橋康久氏(現在、議会事務局長)及び宮田洋一氏(現在、企画政策部長)の計2名が予定されています。被告成田市による尋問、原告による尋問、(場合によっては)裁判官からの質問と行われるため、所要時間は3時間と見込まれています。3時間と長いため、途中休憩もあるようです。

 

尋問内容は、成田市京成電鉄から大学用地として購入した公津の杜駅前の土地等になる見込みです。

 

証人尋問であるため、一般的な裁判のイメージに近いものが行われると思いますので、ご都合のつく方は是非傍聴をお願いします。

 

千葉地裁へのアクセス

http://www.courts.go.jp/chiba/about/syozai/chibamain/index.html