つい数日前まで、愛媛県今治市で特区で大学誘致が進んでいることを全く知りませんでした。
そして、私たちが恐れていたこと-それは成田市の大学誘致が他の自治体で一例として利用されること-が実際に今治市で生じてしまったようであることに関して、とても悲しいし、悔しい。
もし今治市の方で最近大学誘致のことを知り、何らかの調査をしたいと思う方がいれば、まず「大学誘致事業に関する書類が記載されている保管書類一覧全て」を、今治市に情報公開請求してみて下さい。多分閲覧か写しの交付を選べると思うので、後者にして下さい。
(ご参考)今治市の情報公開に関するホームページ
http://www.city.imabari.ehime.jp/soumuchousei/koukai/
この保管書類一覧には、書類の一覧表で、書類の概要、大学とやり取りした書類であればその相手方の名前(黒塗りされているかも)、その書類の保存期間などの情報が記載されているはずです。
請求してから2週間位すると開示されますので、その一覧から知りたい情報がありそうな書類や保存期間が終わりそうな書類の開示請求を行います。一気に全部とすると、市の職員が対応出来ないので、45日の期間延長されるおそれがありますし、職員の方の負担を考えると、少し絞ってやっていくべきです。
情報公開請求を繰り返して、情報を集めると、市議会議事録には記載のないことがいろいろと出てきます。
場合によっては、愛媛県にも情報公開請求をした方がいいです。県からも補助金などが出ていたりして、その関連書類から市から開示された書類では得られなかった新たな情報が出てくるかもしれないからです。
上記は誰からも教わることなく、体験から得られたことで、きっとお役に立てる情報であると信じています。
今から3年半位前の平成25年9月初旬に新聞で成田市が50億円かけて国際医療福祉大学(当時はまだ医学部は認められていなかったので看護学部と保健医療学部)を誘致するという記事を見て「まさか」と思っていたら、どんどん物事が進んでいってしまったことを今でも忘れることはありません。
はるか遠くの成田市から応援しています。