成田市バージョンアップ計画2号

成田市の市政のバージョンアップを図ることを目的とする。まずは、住民訴訟。

2月9日証人尋問 その2

2月9日の証人尋問は、被告成田市側から市職員2名が証人として出廷したが、そのうちの髙橋証人については先日記載したので、今回は宮田証人の尋問について記載する。

 

(下記のやり取りの前提知識)

原告は、成田市財務規則により、成田市国際医療福祉大学に大学等の用地として土地を無償貸与する際に、市有地の管理等に関する審議会にそのことを諮問する必要があったのに、諮問しなかったことは違法であると主張している。

 

原告代理人 「公津の杜駅前の大学用地の無償貸与の件にっいてお伺いしますけれども,  看護学部及び保健医療学部の2学部の用地を国際医療福祉大学に無償貸与するに当たって、成田市は市有地の管理等に関する審議会へ諮問していませんね?」

 

宮田証人 「結果として、そのとおり。」

 

原告代理人 「また、医学部の用地を国際医療福祉大学に無償貸与するに当たっても審議会へ諮問していませんね?」

 

宮田証人 「そのとおり。」

 

原告代理人 「しかし、成田市畑ケ田の大学付属病院用地を国際医療福祉大学に無償貸与する際には,、審議会へ諮問していますね? 」

 

宮田証人「諮問しています。」

 

原告代理人「なぜこの畑ケ田の大学付属病院用地の無償貸与に当たっては審議会へ諮問したんでしょうか。」

 

宮田証人「畑ケ田の大学付属病院用地にっきましては、成田市から大学に無償貸与した後に、大学から営利団体である一般社団法人成田国際医療都市機構に転貸をするということがあったからです。」

 

原告代理人「大学が転貸した上で、その一般社団法人が附属病院の建設に進むということですね?」

 

宮田証人「そのとおりです。」

 

原告代理人「そういうことなので大学付属病院用地に関しては、市有地の管理等に関する審議会への諮問をしたというわけですね。」

 

宮田証人「そのとおりです。」

 

原告代理人看護学部と保健医療学部、これをとりあえず2学部といいますが、この2つの2学部と医学部の用地の貸与にっいては、諮問すべきだったのではないでしょうか?」

 

宮田証人「2学部の無償貸与の際には,そのときの財務規則上の規定からいうと、そういう解釈もあると思います。  しかしながら、平成25年4月1日から成田市財産の交換、贈与、無償貸し付け等に関する条例が施行されていて、この条例では大学という公共的な団体に対して公益事業に用いる場合は、無償貸与の場合でも条例適用になり特に議会の議決が必要ないということがありました。 それと、あとその条例を制定するときに市有地審議会を廃止すべきかどうかという議論があり, ただ議会の議決に付すべき場合とか、あるいは付すのが適当かどうか難しい判断をする場合に諮問すべきだろうということの中で、当面は市有地審議会も存続させるということになりました。 ですから, 本来でいえば、その時点で財務規則を改正すべきだったんですけれども、それが改正されなかったという部分については瑕疵があると思います。 なお、医学部の用地の無償貸し付けについては、財務規則が改正された後のことであるので、手続瑕疵はありません。」

 

原告代理人「そうすると、看護学部等の2つの学部の用地の貸与にっいては、手続的に瑕疵があるということは証人としてもお認めになるということになるんですか?」

 

宮田証人「はい、そうです。  しかし、先ほど申したとおり、本来その貸し付けは条例が制定されていましたので、条例に従って、市長が決断・判断をできるという状況にありました。ですから、先ほど申し上げた財務規則の改正が遅れたということにっいては瑕疵はあるものの、本件の貸与にっいての瑕疵は非常に軽微なものであるというふうに考えております。」

 

少なくとも、成田市看護学部等の2つの学部の用地として土地を無償貸与した際の手続きに瑕疵があることを認めたことになる。